にっき

趣味のこと、主たる仕事のこと、つらつら書きます。

高校生からわかる資本論/池上彰さん

「高校生からわかる資本論
ナースとして働き出して4年。くたくたになりながら働く日々の中で、全く別の職業、または、同じナースだけれども違った環境で働いてみたい!と思うようになってきました。まあ、ぶっちゃけて言うと、「もっと給料ほしい!」って思ったのです。そんなことをぼんやり考えているうちに、もっとしっかりと経済やお金について知るべきなんじゃないかとい思いが芽生えました。池上さんの“お金の教科書”という本を学生の頃に読んでいて、当時スラスラ読めたことや理解できたことを思い出し、やっぱりもう一度池上さんに学ぼう!と思ったのですが、その本は今実家に置いてあり、取りに行くのもやや面倒で、だからと言って同じ本をまた買うのもなんだかなぁという気がしたので、それとは別の作品「池上彰のやさしい経済学」を、購入しました。この本の中で池上さんは、そもそも経済学とは何か?お金とは何か?という根本のところからやさしく親しみやすい口調で説明してくれているんです。私のようななんの知識もない、経済学なんて勉強したこともない人にとって、本当に本当に助かる、ありがたい本でした。学生の頃も、池上さんの説明はわかりやすいな〜なんて思っていたけれど、実際に社会へ出て、働いて、お金を稼いでいる身となった今、学生時代と比べて、このお金の話がもっともっとすんなり頭に入ってくるんです。資本論、資本主義、社会主義、、社会のテスト前、必死に暗記していた自分を思い出します。こんなにも今の社会、というか、今の私の普通の地味な生活にも深く関わっていたのだなんて、、。
感動すら覚えました。
この本を通じて、各国の歴史、東西冷戦、宗教に関しても興味が広がりました。
私たち20代女性(女子なんて言っちゃいけません)は教養を身につけようと考えたとき、“美文字♡”だとか“料理♡”だとかを思い浮かべます。(え、そんなことないですか)もちろんそれらも素敵なことではあるけれど、今までの世界の歴史、現代社会で起こっていること、それらについての学びを深めることもものすごく大切なんじゃなかろうか。現代の出来事を理解するためには、その歴史的背景についての知識が必須だということも、今回の読者を通じて感じました。その知識をつける段階での支え、よい誘導者となってくださる池上さん、わたしは正直、大ファンになってしまいました。
さあ、明日も読書を楽しもう。またまた、下手くそなりにアウトプットもしていきたいなと、思いました。